
現在発売中のKiss5月号に、私が原作の短編オムニバス連載『その日世界は終わる』の第9話と最終話が掲載中です。
第9話「村で一番の美女」はおかざき真里先生、最終話「さよなら人類」は柘植文先生が描いてくださっています。
おかざきさんのリクエストは「感情の放出!が描きたい」というもので、一番悩みました。ずっとどうしようと悩んでいたので、掲載が最後でよかったです。
柘植さんは逆に、この最終話を描けるのは柘植さんしかいないと頼み込んで、「8Pだったら」ということで描いていただきました。
毒をはらんだ濃密な第9話と、脱力シュールな最終話。
「え? 私がネームを描けば始まるんでしょ?」と軽い気持ちで始めたこの企画、ネーム10本は大変でしたけど、それぞれの作家さんのことを考え、普段描けないような話も自由に描けて、とてもいい経験でした。
作画担当の皆様がアレンジしたところも、それがそのままその先生の個性なんだと、感心しきりでした。
ああ、本当に無事に終わって感無量です。作画の先生方も読者の皆様も、このフェスに参加してくださってどうもありがとうございました!
この企画に協力してくださったKissをはじめ他誌の編集さん方も、本当にどうもありがとうございました!
特に担当まくら氏、お忙しい中たくさんの作家さんと連絡を取っていただき、本当にお疲れ様でした。
おかげさまで、とても素敵なお祭りになりました。
単行本は夏とのことなので、しばしお待ちくださいませ。
私の今後の予定としては、4/25(水)発売予定のKiss6月号に、4/20(金)スタート予定のNHKドラマ10『デイジー・ラック』の撮影ルポ漫画を描く予定です。
まだ見学には行っていませんが、逃げ恥の時に果たせなかった「ドラマ部分の撮影見学」をついに経験できそうで、楽しみです。
願わくば、またなんやかんやで見逃すということがありませんように〜。