2011年03月29日

goo緊急災害募金「がんばろう!日本」 及び 東日本大震災チャリティ同人誌

3/11にとても大きな災害が起こり、それに伴う原発事故が現在も予断を許さない状況です。
亡くなった方々に 心からの御悔やみを、まだ安否が不明な方が どうか1人でも多く助かることを、そして、被災された方々が どうか少しでも早く心の平安を取り戻せますよう、心よりお祈り申し上げます。
そして、これからのために、自分自身もできることはやっていこうと思います。

仲のよい岩手県在住の漫画家・飛鳥あるとちゃんも被災して、無事は確認できましたが、ライフラインはまだ復旧していないようです。
原発のことも含め、復興にはたくさんの時間と資金が必要になることでしょう。
私も、個人的な募金以外にも、微力ながら協力させていただくことにしました。

・goo緊急災害募金「がんばろう!日本」
http://special.goo.ne.jp/donation_earthquake/

漫画家さんのオリジナル壁紙をDLして義援金を送ろう!
100〜10,000円のお好きな額の募金で、漫画家さん、イラストレーターさん、キャラクターなどの豪華壁紙がログイン中 何枚でもダウンロードできます。
私も、『Travel journal』と『回転銀河』のカラーを出させていただきました。
これからもまだまだたくさんアップされるそうなので、お気に入りがありましたら、是非。

・東日本大震災チャリティ同人誌
http://koge.kokage.cc/earthquake/

「なかよし」の漫画家さんが中心になって作るチャリティ同人誌です。販売方法など、詳しくはHPをご覧下さい。
二ノ宮知子先生を始め、なかよし以外からも多数の方が参加される豪華本です。(マガジンやりぼんからも!)
私は『いえないきもち』という3Pの短編を描かせていただきました。

どちらも、全額赤十字に寄付されます(同人誌は経費除く)。


そして、名前のことではコメント欄をお騒がせしてしまいました。

あれからいろいろ考えて、結局、皆さんが怒ってるのは名前がどうのよりも私の言い方だったんだな、と反省しました。
私も「そこまで当時は考えてなかったんでしょうね」という言い方に、上から目線というか皮肉を感じてカチンと来たので、つい断定的な言い方をしてしまい、それでさらにカチンと来た方が多かったのではないかと思います。カチンの連鎖です。
言い方は難しいですね。
こんな、日本中が不安でイライラもやもやしている時だけに、よりいっそう気を付けなければいけなかったです。
思ったのですが、もし精神科医の名越先生に、あの優しい口調で「その名前は、今は複雑に思う人がいるかもしれないね」と言われてたら「はい、そうですね」と言ったことでしょう。(同じ内容なのに!)
やっぱり言い方です。誰に、どういう風に言われたかで、まるっきり答えが変わってしまう。
そう考えると、自分もあんな強気に断定口調で言ったことに、反省することしきりです。

ネットのコメントも、匿名の誰だかわからない何も知らない人から言われてる、と思うから「こんな人達の言うことなんか」と思ってしまうけど、これが友達からの言葉だったら、同じ内容でももっと素直に、真摯に聞けるのではないかと思います。
まあ、「自殺するまでおいつめろー」は背筋が凍ったし、いくらなんでもひどすぎると思いますが、たぶん、そこまでひどいことを言うのは、一握りの方だけだと思うので。
(・・・た、たぶん・・・・・・)


で、やっぱり名前はこのままでやることにしました。
チャリティって、やっぱり名前でお金をもらうところがあるように思うんです。中身よりも。
例えば「なかじまみはる」(←今考えた適当な名前)で参加しても、「なかじまみはる」目的で買ってくれる人はゼロです。
ならば、「海野つなみ」の方がまだ、少ないながらも知名度があるのではないかと思うのです。
ブログで今だけ名前変えます、と言ったところで、それこそこんな場末のブログ見てる人なんて少ないですし、「なかじまみはる(海野つなみ)」じゃ、全然隠れてないし。
被災地の方に配るというなら、それこそ名前なんかより中身の方が大事ですけど、今回は被災地の方を応援するためのもので、これについては、名前を出した方が出さないよりはいいと思うのです。個人的に。

結局、何が正しいかは、人によってそれぞれ違うんですよね・・・。
また阪神淡路のことを言ってしまいますが、地震直後、神戸では暴力団の山口組がいち早く炊き出しをしました。もちろん、山口組の本部も被災しています。
そんな人達でもいざという時は人を助けるのね、と美談に思う人もいれば、普段散々悪事を働いておいて、ちょっといいことをしたからって帳消しになる訳じゃない、と言う人もいます。
被災者の方たちはというと、とても有り難かったそうです。
不安と恐怖に震える心に、暖かい食事は心に沁みたと思います。

これから、社会は大きく変わっていかなければならないし、お互い声高に主張するだけでは何も動きません。国会とか、本当にそう思います。
自分の中の怒りを押さえて、もっと他人に対して寛容にならないとなあ、と、今回改めて思いました。
相手の中に自分を見なければ、と名越先生もおっしゃっていたけど、その通りです。
ほんと、イライラしちゃって、イライラさせちゃって、しまいにはハラハラさせちゃって、なんだかもう本当にみなさんにすみませんでした。

あと、痛いのはみんな、お互い様と言うことで(笑)。

コメント欄は、荒れると嫌なので、しばらくは閉じたままにしておきます。


あ、あと最後に、スピッツの草野マサムネさんが大震災の影響による「急性ストレス障害」で一部公演延期、というニュースがありました。
今回の一連の出来事は、もう日本という国を揺るがす事態ですから、誰もがストレスを抱えて当然です。
被災してないんだから、自分はちゃんと生活できているんだから、もっと辛い人がいるんだから、と、苦しさを抱え込まないで欲しいと思います。

本当は、これは、被災した方が特に強く思ってしまうんですよ・・・。
うちも阪神淡路の時、震度6強で半壊だったので義援金をいただいたのですが、家族で「うちは全員無事でみんな仕事もあって、本当はうちらよりもっと大変な方がいるのに・・・」とすまなく思いました。
私も、被災後しばらくして大阪の仕事場に戻ったのですが、1週間ぶりのお風呂に入りに私の仕事場に来た父(鉄道の保線区勤務)が「お父さんらが徹夜で頑張ってるから、もうすぐ鉄道が復旧するで!」と充血して真っ赤な目で笑うのを見て、泣けて仕方ありませんでした。
私はなんだ、被災地を一人離れて電気もガスも水道も出る所で、こんななんの役にも立たないしょうもない漫画描いて、と、ひどい鬱になっていきました。

今回の被災地でも、もっとひどい方もおられるのだから、といろいろ我慢してしまう方が多いと聞きます。
この「何も出来ない無力感」は、ボディブローのようにじわじわと効いて、心を飲み込んでいきます。本当に辛いです。

関東では交通や節電でお花見も自粛、というところが多いそうですが、自転車やお散歩でもいいから、花を見てほっとして欲しいな、と思います。
そして、帰りに桜餅やうぐいす餅でも買って、日本の経済を回して欲しい。
そして西日本の人は、特に日本の経済をぐるんぐるん回しましょう!
笑ったり、ほっとしたり、気持ちを開放することは大事ですよ。こんな時は特に。
元気な人ほどなんやかんや言う、と昨日テレビで言ってましたけど、それも不安やストレスの裏返しだったりするので、みなさんが少しでもほっとできることがあるといいなと思います。
放射能は心配ですけど、これはもう専門家に任せるしか仕方ありません。
関西にいるからって、と思われるかもしれませんが、福井のもんじゅがもはや恐ろしい状態になってるので、他人事ではありませんよ、こっちも!

こんな時こそ、笑うことも、歌うことも、楽しむことも、とてもとても必要なことです。不謹慎なんかではないですよ。そう思います。
どうかどうか、これが最後の花見なんてことになりませんように!
来年はもっとたくさんの人が、笑顔で春を迎えられますように!


ほんと、異様に長いですね。すみません。
ではでは、仕事に戻ります。
posted by ウミノ at 10:07| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月11日

うめきた大仏

以前、デジキスの『くまえもん』第9話で描いた「大阪・北ヤード(うめきた)に大仏建立構想」が、なんと動き出しました!


描いた時は、正直自分でもいいアイディアだと思ったので、誰か偉い人の耳に入って検討されたらいいな、と思っていたのですが、特にそんなこともなく、それっきりになっていました。
でも、アシさんに「この話は本当にいいと思うから、もっと広めるべき」と言われて、平松大阪市長にツイッターで提案とかしてみようかな、でも、140字じゃ伝わらないし、読んで「ははは」で終わりかな、などと思っていました。

そんな時、MBS毎日放送『辺境ラジオ』というラジオ番組で「やっぱり大阪は元気でないといかんの?」というテーマで意見をメールで募集していて、あ、これなら大仏の話を書けるんじゃないか、と思ったのです。

『辺境ラジオ』は深夜の不定期番組で、内田樹先生、名越康文先生、西靖アナの3人が政治のことから男女の仲まで世の中のことを面白鋭く語りつくす番組で、以前から楽しく聴いていました。
何より、顔の広いお3方のこと、取り上げられたらこの話が広がるんじゃないかという目論見もありました(笑)。
もちろん、取り上げられなかったとしても、それはそれまでの話ということです。

という訳で、3/3の夜収録というその3/3にギリギリで投稿し、ドキドキしながら放送日を待っていたところ、なんと当日、出演者のお1人である内田先生がツイッターでこの「うめきた(北ヤード)大仏」の話をされて、鳥肌が立ちました!
すぐに私も名乗り出て、先生が元の漫画を見たいとおっしゃるので(この時点では9話はもう読めなくなってました)、担当さんに事情を話して再アップが出来ないかお願いしました。

そして翌朝、アシさんとドキドキしながら録音を聞きました(私とアシさんは早寝早起き生活なので)。
私のメールは番組の最後に紹介され、大いに盛り上がり、私もアシさんも大興奮!
さらに、収録翌々日には内田先生経由で平松大阪市長にまで話が行き、ツイッターでも「うめきたに大仏を!」と盛り上がり始めています。


『くまえもん』×『辺境ラジオ』発のうめきた大仏、なんと本当に実現するかもしれませんよ!
デジキスでも特設コーナーを作っていただきました。
皆様、応援よろしくお願いします。


・講談社デジキス
http://kc.kodansha.co.jp/magazine/index.php/90004

・MBS『辺境ラジオ』ポッドキャスト【2011年03月06日 放送分】
http://www.mbs1179.com/henkyo/

民主党政権はどうなる、大阪はどうなるという話に続き、最後に「北ヤードに大仏構想」が紹介されています。
最初は大仏に懐疑的だった出演者の皆さんが、次第にのりだして熱く語りだす様子をお聴きください!



そして、くまえもんの思わぬ盛り上がりに、編集部でも今こそくまえもんを描くべき!という話になりました。
しかし3月はカラー原稿、4月は単行本の打ち合わせで上京、5月は単行本作業、6月は講談社漫画賞で上京と、描く時間が取れるのは7月。更新は8月になってしまいます。
元々、くまえもんは連載と平行して描くには時間的に無理な中、休みを削って描いていたので、原稿が押してくるとどうしようもなくなってしまい、中断していたのでした。

しかし、今描かねば、ということで、なんと本誌連載のカラーを断ってくまえもんを描くことに・・・! 優先順位の反転! 下克上!
カラー、描きたかったけど仕方がありません。仕事が遅い自分が悪いのです。


という訳で、4/10、久々にくまえもんがアップの予定です。
この原稿が終わったら、頑張って描きますね。
まだネタ考えてないですが・・・。そして、いつものようにグダグダですが・・・。
posted by ウミノ at 06:24| Comment(10) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする